漫画ネームにおいての「コマ」は、時空のキャプチャーと自然に考えられる。その時間属性は、内容物(物語の時間)と読者の読み(リアルの時間)ともに与えたものであって、被動的なものと個人的に感じている。なので、主動的にそれを発揮しようと思って、プラス最近頭にあるテーマで、絵描いてみた。


咄嗟

咄嗟

キュビスムからアイデアもらった。

時空においた同じポイントを違う角度から覗うという表現方は、ネームでは普通二三コマくらいだろう。 それ以上になると、個人的にはややこしいな~と思う。この点については、アニメのコンテも似たような状況があります。 アップで、目を撮ったり、手を撮ったり、スカートの裾を撮ったり、足を撮ったりして、「キャラの気持ちもう知ってるわ、いちいち展示すんなよ」とよく思う。 でも気持ちはわかる、自分が何かのシーンを脳内で想像する時もいちいちディテールを列挙する。

そしてもう一つキュビスムとの違いは、被写体のページにおける位置も変わる。

でも本気なキュビスムは被写体を図形のレベルまで砕けるので、そこは無視して、描きたい画面を描いただけ。

暮レ

暮レ

八月の末に(多分)、松竹の京アニ特別上映会で聲の形をもう一度観ました。シアター出る際にこの絵を描こうと思った。個人的に、形式問わず、作品において最も「好き」な感情は罪悪感である。

MERGE

MERGE

デュシャンの『Nude Descending a Staircase』から、一連の動きを表現する考えを参考しました(元々漫画の一つの源なので、新しい考えではないけど)。そして横ではなく奥行きで描いたら、時間のトンネルが現れて、更にコマを視野・自我の世界を象徴すると、MERGE→出会いというテーマが出来た。

WORG

WORG

スカートのウェストと裾をコマとし、「逆」のパースを取る。 若い頃ピッタリの両足、今やコマからはみ出る巨大な身体。 「成長」と呼ぶべきか。